Vintage B3 のコンディションコントロール

発音部にトーンホイールを使った電気機械式ドローバーオルガンは、技術的な制約により、クロストークなどの好ましくない音が混ざってしまう現象があります。しかし、これが逆に B3 に独特の魅力にもなっています。Vintage B3 には、こういった経年変化やコンディションを設定するパラメータが用意されています。

電気機械式トーンホイールオルガンのキーは、バスバーをわずかにこするように接触し、引っかくような短い音を発生します。キーの接点やバスバーに腐食皮膜ができると、クリック音の長さや大きさが増します。これにより、キーを押したり放したりしたときに、不規則な摩擦ノイズ(一般にキークリックと呼びます)が生じます。ノイズとは言っても、演奏音が一時的にパーカッシブな雰囲気になるため、ハモンドオルガンの愛好者には好まれています。

Vintage B3 では、このキークリックの音量や響きを調整できます。「Click On」と「Click Off」(リリース)とで別々に、クリックの音色と音量をランダムに変化させることができます。

コンディションのパラメータ